関西、特に神戸の人などはよくご存知ですが、「いかなごのくぎ煮」
これは、家庭で作るものなんです。
もちろんスーパーや魚屋さんでも売っていますが、3月の初旬から、淡路島の家庭の台所からは、くぎ煮のしょうゆを煮詰めた香ばしいにおいが漂ってきます。
この時期になると、スーパーでは特設くぎ煮コーナーなるものが設置され、くぎ煮に必要な醤油やざら目砂糖、保存しておくためのタッパ類、アルミ製の大鍋などが山積となります。
家庭料理ですから、各家庭に色んな味があって、山椒入りや、しょうが入りなど、各家庭で工夫を凝らします。
作る量も半端じゃありません。魚屋やスーパーの鮮魚コーナーには、何時ごろ販売開始なる紙が張ってあって、その時間が近くなると、行列となり、みんながキロ単位で生のいかなごを買って帰るのです。
日持ちがいいので冷蔵庫や冷凍庫に保存して、年中絶やさないようにってことと、自分の家で食べる以外に、都会に嫁いだ娘の家とか、親戚、ご近所さんに配れるように、これでもかってくらいに大量に作ります。
そんなものだから、どこの家にいっても自分とこで作ったくぎ煮以外に、隣の家で作ったのや親戚とこで作ったのなどなど、数種類のくぎ煮が冷蔵庫の中に所狭しと並ぶようになります。
この季節、淡路島のお土産屋さんもくぎ煮の売上が倍増します。
関西に住んでいる人なら、春といえばくぎ煮ってことを知ってますし、あのおいしそうな匂いにつられてしまうのでしょう^^
くぎ煮ができる大きさのいかなごが取れる期間は限られています。
すでに、漁は終わっていますので、新鮮なくぎ煮をお召し上がりになるのなら早めに淡路島にきていただいて、お土産屋さんで是非ご賞味ください。
いかなごのくぎ煮・・・おいしいですねぇ!
スーパー等で売ってる物は結構高額なのですが、ついつい購入してしまいます・・・
3月初旬がおいしい時期なんですか?
そしたら丁度今がお買い得ですね(^^)
また拝見します!更新楽しみにしています!!
現在では冷凍物が年中売ってますがやはり新物が出る3月中のものを季節感を感じながら食したいですね。でも、ご飯がついついすすんでしまいますね。